上山院長ブログ

2017.11.30

”脱毛”はできる男の嗜みです

 男の嗜みとして、スポーツや料理、ファッションや芸術系があげられるそうですが、私としては「美容・エイジングケア」も掲げて欲しいところです。

今の人間にとって、必要な毛は男女共に「髪の毛、眉毛、睫毛、陰毛」だけではないかと思っているのですが、いずれにおいても“お手入れされた”ものに限られます。

様々な毛の中で“髭(+鬚+髯以下略)”はマナーとして取り上げられる、唯一の毛ではないでしょうか。現代日本の高等学校までの学校において、髭を生やすことは認められないようですし、大部分での企業、飲食業、そして医療現場においても、“不衛生”という理由で受け入れられていません。

髭は歴史的にも流行り廃りがあり、生活や社会情勢、ファッション、髭剃り機器の進化等の影響により、一貫してだめという事も、良いという事もなく変化しています。今では一般的に“ファッション”としての意味合いが強くなり、中途半端な“無精髭”は不潔感を感じさせます。

そして髭が特別な理由がもう一つ、他の体毛と比べると“硬い”のです。同じ太さの銅線に匹敵すると言われています。特に青みがかってみえる数㎜程の髭は、“おろし金”のような状態ですので、スキンシップする相手の肌を傷つけてしまいます💦一度体験されると、納得頂けるのではないでしょうか。年齢を重ねると太くなるため、若年時ではそうでもなくても、徐々に変化していきます。子供や孫がほおずりされたくない原因は、髭のせいかもしれません。

髭のお手入れには、その機器の発展が欠かせない要因です。その歴史はかなり古くからあり、既に紀元前3000年頃、古代エジプトで金属製のカミソリが発掘されています。かみそりや毛抜きが主な手段である時代が長く、機器の具体的な発展は1900年になってからです。

1901年キング・C・ジレットが“アメリカン セーフティー レザー カンパニー”を設立し、T字型替刃式安全カミソリの販売

1921年ジェイコブ・シックが最初に電気シェーバーを製造し、1930年ごろに商品化

1996年メラニー・グロスマン博士がルビーレーザーによる脱毛に成功

レーザー機器はこの20年で、目覚ましい発展を遂げています。肌へのダメージが少なく、疼痛も少なく、より脱毛効果を発揮できるようなレーザー機器ができ、本当に良い時代になりました。

クラーク・ゲーブルは憧れの人ですし、髭全てがだめだとは、決して思いません。ですが洗練されている方は、やはり意識してさり気ない努力をされています。ご自身の毛に意識を向けて頂ける日本人男性が、もっと増えて欲しいなと思います。髭剃りの機械的刺激は、肌荒れの原因にもなりますし、是非一度鏡で見て、触ってみて下さい。まずは髭脱毛から挑戦されてみませんか?(^^♪

★“永久脱毛”できる機器は、医療機関でないと扱えません。エステサロンでの脱毛は減毛効果になりますので、いかれる所は検討され選ばれることをお勧めします。機器等については他の時にまとめたいと思います。

2017.11.25

まず腸内環境を整えましょう!

 腸がまともに機能してくれないと、高級料理も、どんなに栄養価の高い食品も、素通りしちゃうことに・・・💦

身体作りに取り組むなら、まずは“腸内環境”を整えることから始めましょう!

腸が強くなると、病気知らずで、幸福感も高くなります。

腸は重要な臓器の一つで、その機能は

★栄養素の消化・吸収

★ビタミンB群(B1以外)の合成

★セロトニンの合成

★最大の免疫器官

★有害物質の排泄

が挙げられます。またこの機能をこなすための欠かせない立役者が“腸内細菌叢”です。腸内細菌叢は1000種類以上で構成され、1000兆個も存在するといわれています。

この構成は大体“善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7”の割合と言われていますが、ストレスや不良な食事、抗生剤などで悪玉菌や日和見菌が増え、調子を崩してしまい、数多くの症状、病気発症の原因となります。

腸が元気かどうかは、便の状態で分かります。

「1日2回、黄~褐色調、バナナ状の形態で程よい硬さ、臭いがきつくない便」が理想的のようです。これは結構ハードル高いと思うのですが、如何でしょうか?

食事をしているのに、毎日排便がなければ、まず問題ありです。

是非取り組んで欲しいのが

1:プロバイオティクス(+消化酵素サプリメント)

2:運動・筋肉トレーニング

3:腹部のマッサージ

です。意外と落とし穴なのがプロバイオティクスです。

3種類以上の菌が含まれている製品を、選ぶことをお勧めします。多種類の菌が集落を作り、共同生活をしている中に、1つだけどんどん送り込むと、“出る杭は打たれる”になるようです。

私は1種類の菌しか含まれていない製品では、飲めば飲むほど便秘になりました。

私が愛用しているのは、クレアラボ社のコンプリートバイオティクスです。

12種類もの多種類で、それぞれ20億個以上含有しており、計250億個以上もの善玉菌が、1カプセル中に詰め込まれています。そして乳製品を使用していませんし、小麦・牛乳・そば・卵・落花生などに含まれるアレルギー物質を一切含んでいません。甘味料・保存料も使用しておらず、デリバリーに関しても工夫されている有難い製品です。私が整腸剤で効果を実感できた唯一の製品です。

腸内細菌も個人差があるので、自分に合う菌を探すことが、やはり重要ポイントだと思います。少ない種類の菌の製品では、2か月間隔等でローテーションしていくと良いかと思います。

そして“2:運動・筋トレ”にも楽しく取り組みましょうね(^^♪

*クレアラボ社:コンプリートバイオティクス製品の購入をご希望される方は、ご相談頂ければと思います。

2017.11.23

プラセンタ療法

 日本胎盤臨床医学会の第22回大会が、福岡で開催されました。“ラエンネック”は、元久留米大学病理学教授の稗田憲太郎先生が開発された製品であり、今回工場見学ができる事を知り、参加してきました。プラセンタ組織療法やツボ注射について、また伊藤要子先生のヒートショックプロテインの講演もあり、有意義な大会でした。

プラセンタは“胎盤”の事で、子宮内で胎児を育てるために一時的に作られる臓器です。胎盤は胎児の呼吸や代謝、解毒、排泄、内分泌、免疫、消化の機能を担う万能な臓器です。

by wikipedia

プラセンタ療法の歴史は長く、紀元前から薬として使用されていました。期待されている効果は幅広く、肝機能や更年期障害、腰痛、肩こり、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症、関節リウマチ症状、うつ症状、不眠症、しみ、皺等の改善などが挙げられます。

流通しているプラセンタ製剤としては、注射剤、健康食品、化粧品が挙げられます。その中で注射剤だけがヒト由来で、ラエンネックとメルスモンの2種類があります。

ラエンネック

メルスモン

会社

日本生物製剤

メルスモン製薬

原料

日本人の臍帯+羊膜付き胎盤

日本人の臍帯+胎盤

(羊膜なし)

添加物

PH調整剤、ペプシン、乳頭

ベンジルアルコール

PH(浸透圧比)

5.5~6.5(1.0)

6.8~7.0(0.9~1.3)

投与(添付文書)

皮下・筋肉注射

1日1~3A

皮下

1日1回1A毎日か隔日

保険適応疾患

慢性肝疾患の肝機能の改善

更年期障害、乳汁分泌障害

「プラセンタの有効成分は何だろう?」と思われるかもしれません。胎盤にはアミノ酸やビタミン、ミネラル、様々な成長因子が含まれるのですが、厳重な感染症対策処理を経た後の成分状態はどうなっているか、それはまだ完全には明瞭となっていないようです。

私はラエンネック注射後、γ-GTP値が速やかに低下し、“なんか調子いい”という実感がすぐに得られました。今後さらなる進展が期待できる療法ではないかと思います。

2017.11.21

ビューティーコアサポート外来とは

 2017年6月よりビューティーコアサポート外来がスタートしました。

細胞レベルから磨いていくことが、美しさの秘訣であり、理にかなったアンチエイジングだと思います。これからは病気になってからの医療だけではなく、ベストパフォーマンスが出来る事をサポートする“mentor clinic”が重要になっていくだろうと思います。

これまで私は病気ではないけど、何だかうまく機能できない“きつさ”に悩まされていました。小学生の頃は、嘔吐・下痢症状が頻繁で、食べる事が大変でした。成長期になると、消化器症状は更に悪化し、眠気に襲われることが多くなりました。徐々に長時間座位を保持することが辛くなり、勉強に集中することが難しくなりました。自分ではもっと頑張りたいのですが、頭も身体も思うように動かせない、もどかしい気持ちが募りました。何より辛いのは、周囲の理解が得難かったことです。そしてこれは改善できない自分の体質であり、「気合い」「根性」で乗り切るしかないのだろうと思うようになりました。

「そんな事ないよ」と今は言えます。

不調には原因があり、より元気になれる手段があることを、形成外科や分子栄養学を通して知りました。対症療法だけではなく、根本的なメンテナンスをする事が要です。“こんなに心身が楽な状態になれるのか”と驚きました。

「ヒトは終わりが訪れるまで、成長できるチャンスがあり、そのために努力する事を義務付けられた生物」ではないかと思います。“努力”は何をするにしても必須ですが、心身共に元気な状態であれば、個々の能力はより良く発揮でき、幸福感や充足感は増すのではないでしょうか。

私自身より成長し、このビューティーコアサポート外来で一人でも多くの方が“より幸せに、より美しく、そして力強く輝けること”をサポートできる場にしていけるよう、取り組んで行きたいと思います。

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