上山院長ブログ
2023.02.21
Project Blueprint
“Be the next evolution of human.”
正に今に合った取り組みで、このようなプロジェクトにはワクワクします
どのようなプロジェクトかというと、Kernel Co.のCEOである45歳のブライアン・ジョンソン自身が取り組んでおり、「10代の若者と同じように機能する臓器を与えること」を目的としている、実に興味深いものです。
もしここで創薬なのかと思ったら、実に甘い考えです。
彼の取り組みからも、何か飲めば済むというようなそんなぬるいものではないことがわかります。
彼はドクターチームを持ち、採血検査は勿論ながらMRI検査、超音波検査等で詳細なモニタリングをしながら、一方通行の老化の歩みを進ませないための生活習慣を徹底的に実践しています
1977kcalのビーガン食を継続し、サプリメントを活用し、しっかりとした運動/筋トレに励み、十分な睡眠をとり、光治療等も取り入れ、皮膚ケアも怠らず、適切な生活習慣というものを追求中です。
その結果1年で0.75歳の老化スピードと計算され、彼の心臓は37歳、皮膚は28歳、肺活量と体力は18歳だそうです
このプロジェクトでは、肝心なことは日々の生き方であるということを実証しており、先天的な要因を除いては、良い状態を維持できれば本人の努力の結果ですし、悪い状態であれば致し方ない事もあるかと思いますが、基本的に自業自得。
生きる程にその人の生き様が自ずと体に見えてくるということですね。
このプロジェクトからも創薬にばかり注目されがちな現在の医療の風潮には疑問を感じます。
正に“Be the next evolution of human”システム含め人のあり方そのものをアップデートすべき時が来たのでしょう。
是非このプロジェクトに追従していきたいものです。