上山院長ブログ

2022.02.02

「うまく生きる」より「よく生きる」

あっという間に年明け2月になりました!久しぶりにブログを更新します。

今年は壬の寅

陽気を孕み、春の胎動を助く‘つまりは冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年なのだそうです。

「干支」と「二十八宿」を合わせ、丁度重なっているのが420年前の1602年。

戦乱の世から安定した世の中で移り変わる、1600年の関ケ原から1603年江戸幕府という新時代への幕開けだったわけです。

そう考えると、歴史は確かに繰り返すものであり、いつの時代も何が起こるか、その先がどうなるのかなど全く分からないものだなと実感します。

戦乱の中、手探りでこの先に続く未来をより良くするために多くの人が尽力し、懸命に切り開いて辿りついた先が”今”なのです。

現在もコロナ禍の中、多くの人が未来に向けて懸命に生きています。

そこで思い浮かぶのが、九州大学消化器外科の名誉教授であられた井口潔先生です。2021年9月、99歳でご逝去されました。

「ヒトの教育の会」を立ち上げられ、95歳で「人間力を高める脳の育て方・鍛え方」を出版されました。

今、人は「うまく生きよう」としているが、本来「よく生きよう」とすることが大事なのだと指摘されています。

「うまいこと楽して〇〇」なんていう情報や投資、セミナー、製品たちが出回っていますが、そこから得られるものは皆無ではないでしょうか。

「より良くしたい」と熱い情熱をもった人の行動から生まれたものが時代を作ってきているように私は思います。

そしてそのような方々と共に私も更に頑張っていきたいと新たに思った次第です。

2022年、皆様に良き風が吹くことを願っています。

遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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