上山院長ブログ
2020.07.07
ビタミンDで免疫力アップ
免疫力アップには
1.良い食事をとる
2.筋肉量・骨量を増量し、維持する
3.良好な睡眠をとる
4.1週間に1回以上は40℃前後の湯舟にゆっくりつかる
この4つがポイントです。
今回はまず1.良い食事について注目してみましょう。
私たちの身体は栄養素から出来ており、免疫力は、体の元気度に相関します。
ですので栄養不足になると、自ずと免疫力も低下します。
免疫力には複数の栄養素が関与していますが、特に注目すべき栄養素は、
“ビタミンC・ビタミンD・ω3”
です。この中で更に意識して欲しいのはビタミンD!
なぜなら多くの方が実は、不足傾向にあるからです。
ビタミンDといえば骨、とイメージするかもしれませんが、いえいえビタミンDの実力はそれだけ
ではありません。
細胞の分化と成長を調整しており、自己免疫性疾患やアレルギー疾患を含めた免疫系、糖尿病、
高血圧、多発性硬化症、癌、認知症、うつ病等関連していると指摘されています。
一般ではなく、元気でいる事を目的としたビタミンD摂取推奨量は2000~5000IU/日と言われて
います。食材でビタミンD含有量が多いのは魚類や肉類、キノコ類です。もし2000IUを食事でカバー
しようとすると、サンマ2.8尾、鮭2切れ、きくらげ59枚、干しシイタケ125個、牛のレバー4㎏と
なります。
一瞬だったら頑張れるかもしれませんが、毎日食事からだけで摂取するのはやはり難しい
ように思います。十分な量を毎日取り入れるために、便利な手段が、“サプリメント”です。
ですが必要度合いは個人差がありますので、一度ご自身の状態を知るために、まずはビタミンDの
血中濃度を測定されておかれると良いでしょう。
身体づくりのスタートは、「自分の身体の状況・体質を知る事」からです。不調が疾患の発症に進展する
前に、良いメンテナンスをしていくことをお勧めします。