上山院長ブログ
2019.05.13
beauty骨活(ビューティーほねかつ)
皆さんは骨づくりに取り組んでいますでしょうか?
筋肉トレーニングには取り組まれている方が多いと思うのですが、筋肉トレーニングだけでは、骨づくりできていない可能性があり、たとえジムに通っていても、安心はできません。
筋肉トレーニングと骨づくりとは違います。
BCSでは身体に侵襲のない、超音波骨量測定装置を導入し、検査しています。
これは踵(かかと)骨の断面で、骨梁(骨質)部分=硬い部分の割合を測定しており、骨梁面積率で判断しています。
男女とも骨梁面積率30%以上は維持したいところです。
「これで十分」と言いたいところですが、骨量の改善だけではなく、骨質も重要です。
骨質は骨量と違い数値には反映されません。
アンチエイジングに重要な物質は、骨からも分泌されていますので、骨が骨量・骨質ともに健康な状態でないと、勿論その分泌は不十分になります。
骨量、骨質の改善には、適切な栄養摂取や運動、生活改善などの努力が欠かせません。
私も2年前の測定で、あまりの骨梁面積率の低さに青くなったのを覚えています。
女性は特に“閉経”後、骨粗鬆症に拍車がかかるので、「今からこれでは…」と危機感を覚えました。
「私は若いから大丈夫」と思っている方、本当にそうでしょうか?
20歳や30歳代の方々も以前に比べ運動量が減り、食生活が不良となり、外で日に当たる機会が減るなど生活自体が変わってきています。
自分の経験からしても、個人差が大きく、若いからと言って安心はできないと思います。
ただ若いほど、その改善するスピードは速いと思われますので、まずは自分の状態を知って、早くから骨づくりに取り組む事がすすめられます。
しかしながら、70歳や80歳だからもう遅いということも決してありません。
うえやま腎クリニックでは、【骨づくりチャレンジ】を目標に掲げ、スタッフと共にジャンプを主とした運動に取り組み始めました。
その結果、半年で骨量の改善が数値として表れていたのは嬉しい限りです。
私の骨量変化
骨梁面積率 |
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2017年4月 |
23.3% |
2018年10月 |
28.8% |
2019年4月 |
29.4% |
そして今月より、更なる骨力アップを目指して、タンパク質・ミネラルが豊富なオリッジさんのイブシ銀の出汁粉を活用しています。
「骨づくり運動」プラス「天然の栄養摂取」で、次回はどのような結果が得られるか、楽しみです。