上山院長ブログ
2019.02.01
お気にいりの南部鉄器
ビューティーコアサポート外来院長の上山です。
鉄不足で思い浮かべるのは”貧血”かもしれません。
実際のところ鉄は赤血球のみではなく、他の物質の原料でもあり、重要な栄養素の一つです。
エネルギーやコラーゲン、神経伝達物資等にも必須であり、思っている以上に鉄欠乏は悪影響を及ぼします。
ただし鉄分不足だからといって、単純に鉄のサプリメントを摂取すればよいかというと、そうでもなく”諸刃の栄養素”でもあります。
不利益を抑え、かつ効率的な鉄分の摂取方法の一つに、鉄鍋や鉄卵を使用して調理をすることが挙げられます。
使いやすい鉄鍋がないかと探していたところ、廣瀬さんの“おやじの鉄板焼き”が気に入り、鉄鍋と共に購入しました。
鉄鍋は焦げ付きやすい、という話もありましたがそんなこともなく、美味しく調理できています。
熱伝導率も良く、他の素材の鍋を使っていた時よりも早く、料理が出来上がるようになりました
エフシージー総合研究所から引用
問題は調理時の鉄鍋自体の重さのように思われますが、筋トレと思えば一石二鳥です。
味は特に変わりませんし、鉄分摂取が必要な方にとっては、良い手段ではないかと思います。
今回”南部鉄器”についても注目してみました。
南部鉄器の歴史は、盛岡市と奥州市それぞれにあります。
盛岡市の南部鉄器は南部藩由来の南部鉄器であり、奥州市の南部鉄器は岩手県の南側にあるので南部鉄器と呼ばれているようです。
廣瀬さんの作品は、現在OIGENさんで取り扱っているようで、OIGENさんは奥州の南部鉄器になります。
伝統工芸の大事な部分は残し、でも固執することなく柔軟に、時代に合ったものに変化しながら、未来に繋がっている。
南部鉄器から、そのような歴史の流れを感じました。
一度工房を訪れてみたいものです。