上山院長ブログ
2018.11.01
あなたの”骨”は大丈夫?
ビューティーコアサポート外来 院長の上山です。
日本骨粗鬆症学会に参加してきました。
ビタミンDの重要性を改めて実感しました。
ビタミンDは骨ミネラル代謝だけでなく、アレルギーなどの自己免疫疾患、糖尿病、動脈硬化、癌など多くの疾患との関連性が指摘されており、実は結構重要な栄養素です。
ヒトは食事と紫外線による皮膚での合成により、ビタミンDを保持しています。
美容の観点からは、日焼けを避けることが薦められますが、栄養の観点からするとビタミンD欠乏になるリスクが潜んでいることになります。
その分、不足するビタミンDはサプリメント等で補充することを推奨しています。
私もできるだけ日焼け止めクリームや日傘を使用し、焼けないように生活しています。
勤務中はずっと屋内で過ごし、暗くなってから帰宅する事も多く、日光にはあまりない縁のない生活でしたので、「自分のビタミンD血中濃度は大丈夫かな?」と実は心配していました。
今回測定してみたところ、25(OH) Dは42.0 ng/mlとまずまずで、体づくりの効果が出ていると思われる結果で嬉しくなりました。
〈血清25(OH)D ng/ml〉 ~20:欠乏、20~30:不足、30~:充足
皆さん「自分は大丈夫」と思っているかもしれませんが、怖い事に20~30歳代の人でも90%以上がビタミンD不足あるいは欠乏状態にあるというデータもあり、骨粗鬆症問題はもはや高齢者だけの問題ではなくなっています。
特に女性は、妊娠や更年期において骨粗鬆症が進む可能性が高く、いかに早くから骨づくりをしておくかがとても重要です。
私も生きている限り、自分の足で自由に活動したいので、
”beauty bone&mussle(美しい骨と筋肉)”
を掲げて、取り組んでいきたいと思います。
自分の骨に自信がありますか?