上山院長ブログ

2018.11.27

禿髪、薄毛治療には

 毛髪は個性の一つです。

髪型で印象が変わります。

薄くなると、髪型を楽しめなくなりますし、やはり老化を感じさせます。

国内で男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia:AGA)に悩んでいる人は、約1260万人、つまり男性の20%という事になります。

加療の選択肢は、たくさんありますが、代表的なものは以下になるかと思います。

・育毛剤:Pelo baum、リアップ
・内服:プロペシア、ミノキシジル
・ヘアフィラー:Dr.CYJ、HARG療法
・植毛

内服加療は、全身的影響があるため、私は推奨していません。

ポストフィナステリド症候群も問題となっており、The Post-Finasteride Syndrome Foundation(PFS財団)が設立されています。

勃起障害(勃起不全)の発症は1%未満と記載されていますが、実際の発症率は提示されている数字より高いだろうと指摘されています。

問題なのは、恒久的な勃起障害になり得ることです。

男性も女性も、いつまでも性機能は維持したいものではないでしょうか。

このようなことから当院では内服加療は採用していません。

お値段や発毛効果、副作用など考慮し、今のところ最適と思われるDr.CYJのヘアフィラー、併用が薦められるPeloBaumのシャンプーリンスを採用しています。

これは男性だけでなく、加療が難しい女性の薄毛にも効果が期待できます。

薄毛の原因として、栄養不足が主因だっだりすることもありますのでお悩みの方は、ご来院頂ければと思います。

関連画像

〈参考文献例〉

フィナステリドやデュタステリドの5α-還元酵素阻害薬内服による永続的勃起障害について:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28289563

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