上山院長ブログ
2018.10.24
脳梗塞の発症リスクを知る方法
ビューティーコアサポート外来 院長の上山です。
当院でも“LOX-index®”が測定できるようになりました。
この検査は、採血でsLOX-1(可溶性LOX-1:血中に放出されたLOX-1)とLAB(LOX-1 ligand containing ApoB)を測定するものです。
LOX-index®は、脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを評価する最新の指標です。
日本国内で行われた、約2,500名を約11年追跡した研究に基づいています。
sLOX-1とLABから得られる解析値により、脳梗塞・心筋梗塞発症率を予測するものになります。
LDLコレステロールは悪玉コレステロールと言われたりしますが、体にとっては必要なものです。
胆汁酸や細胞膜、CoQ10、性ホルモン、ビタミンD等を作るのに欠かせません。
少なすぎると、体の不調の原因になります。
しかし“酸化されたLDL”が多いのは問題です。
私自身ずっとLDLコレステロールが高めで、体の酸化が進んでいることは他の検査で知っていたので、今の状態を知ろうと思い測定しました。
結果は予想通り、やはり高めかな、という結果でした。
いくつになっても脳神経系をフレッシュな状態にしていくためには、「良質なコレステロールが生成できる事」、「みずみずしい血管である事」が必須条件になります。
今回この検査を受けたことで、「私の体には、抗酸化ケアがまだまだ足りない」事が判明しました。
もっとケアに取り組まなければいけませんね。
予防こそが最大のリスクマネージメントです。
皆様も是非一度は検査されてみてはいかがでしょうか?