上山院長ブログ

2018.02.03

甲状腺ホルモンは栄養次第

 

甲状腺ホルモンをご存知でしょうか?

シンプル生化学、オックスフォード生理学によると・・・

「甲状腺ホルモンは酸素消費量、熱産生、心拍出量や心拍数の増大、カテコールアミンに対する感受性の亢進、さらには糖新生や脂肪分解促進などの多彩な作用を有する。また胎児期においては、甲状腺ホルモンは胎児の脳や筋肉の発達に重要に役割を担っている。」

「血糖値調整における役割として、炭水化物の代謝は血中の甲状腺ホルモンのレベルに依存している。グリコーゲン分解、糖新生、消化管における吸収を含むグルコース代謝のすべてのめんで促進される。血糖値上昇に働くことになるが、同時に細胞、特に筋肉によるグルコースの取り込みの割合を増加し、インスリン依存性のグリコーゲン酸性の割合を増加し、インスリン依存性のグリコーゲン産生の割合を増加させ、その結果、血糖値を低下させる。」

簡単にまとめると、エネルギー産生に重要なホルモンであり、エネルギー産生スピードをコントロールしているのです。

つまり生きていく上で非常に重要なホルモンです(*^^*)

TSH  6.70→2.23 基準値(0.35~3.74)

FT4  1.02→1.16 基準値(0.90~1.80)

FT3  2.08→2.4  基準値(2.2~4.1)  

こちらが私のbefore&after(ビフォーアフター)です

自己免疫疾患ではない事は確認済みですが、加療適応の甲状腺機能低下症で、私自身驚きましたが、自覚症状と合わせると納得でした( ;∀;)

栄養不良だと、甲状腺機能低下症として加療すべきレベルにまでなりますし、正しく栄養療法ができると、こんなにも改善するのかと実体験しました

自覚症状は勿論のことです

ここまでの改善には、約1年の期間をかけました、”たった1年で良くも悪くもなる”、恥ずかしながらどちらも経験してしまいました

身体が元気になってきた結果、外食すると、大体具合が悪くなってしまいます・・・

何入っているの💦と本当に怖くなりますが、逆に大丈夫なお店は本当に有難いなと感銘を受けます

便利となったこの世だからこそ、”栄養”は誰もが真剣に取り組んで頂きたい課題なんです

採血検査の基準値は、施設により若干異なります

byスマートエイジングクリニック、ビューティーコアサポート外来

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