上山院長ブログ
2018.01.07
怖い牛乳
日本の牛乳の歴史は、意外と古いのですが、一般的な普及は第2次世界大戦以降のようです
今では学校の給食や病院食などで、毎日でてきますよね
さてこの牛乳、栄養源として多くの食品が手に入るようになった今、本当に利点があるのでしょうか?
牛乳は欠点が多い事が問題です
☆ミネラルバランスが悪い
☆カゼイン蛋白質を多く含有している
☆乳牛へのホルモン剤や抗生剤投与による影響
☆日本人の多くは乳糖不耐症
簡潔にまとめると以上なのですが、これらの波及する影響は多岐に渡ります
23andMeの調査では、日本を含める東南アジア人の何と99.9%が乳糖不耐症とのことです!
私自身、乳製品にアレルギーがありますし、乳糖不耐症です
お腹の調子が悪かった原因の一つであり、もっと早く知っていれば・・・と
今回注目して欲しいのはミネラルバランスです
ミネラルは体内で良いバランスを保持しようと、共同作業をしています
カルシウムとマグネシウムは同じ学校のクラスメートのようなものです
牛乳はカルシウム:マグネシウム=11:1というバランスの悪さに注目しましょう
例えば男女比が11:1のクラスだと、居づらい環境に感じませんか?
良い状態で働くためには、カルシウム:マグネシウム=1~2:1のバランスが望ましいのです
他の食品でマグネシウム補給が追い付けば良いのですが、それが難しく、カルシウムサプリメントや牛乳はこのアンバランスを招きやすいため問題視されています
カルシウムは活動のスイッチを押す役割を担っているため、このアンバランスは、肩こりや高血圧、こむら返り、糖尿病、アレルギー、骨粗しょう症、尿管結石、アルツハイマー病、変形性関節症等々の原因になります
食事を見直すことが身体作りの基礎ですので、是非できれば不調を自覚する前から取り組んでいただければなと思います